ランニングマシンとかルームランナーと呼ばれるトレッドミルでのランニングでは実際に外を走るのと全く異なるのは周知のとおりかと思います。
今回はその違いを脛骨に加わる加速度の観点から明らかにした研究をご紹介します。
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方法
被験者:18~45歳までの健常な後足部接地のランナー
条件:それぞれの条件で3.0m/s ± 5%の走速度で実験試技を行わせた
①フォースプレート
③屋外の芝生
④屋外の歩道
データ収集:脛骨に加速度計を付けた
結果
・フォースプレートおよびトレッドミルの正の最大加速度→草や歩道の条件と比較して低い
・フォースプレートとトレッドミル、芝生と歩道はそれぞれ同様
・ピーク合成加速度は、条件間で同じパターン
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以上。
室内でのランニング(トレッドミルとフォースプレート上)では脛骨加速度が低い(≒衝撃が低い)ことが示されました。トレッドミルはスプリングが入っているからわかるが、フォースプレートは何故だ???本文をまだ手に入れていないので、手に入り次第書き直します。
www.sportscienceresearchjpn.com
↑で記事にしたヴェイパーフライは禁止になるようですね。残念。