プランクとスクワットは家などでお手軽にできるエクササイズとして有名です。特に、プランクは体幹(腹筋や背中)を鍛えるエクササイズとして有名ですが、その効果は正直謎じゃないですか?
今回はスクワットとプランク時の筋活動を比較した論文を紹介します。
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Comparison of Core Muscle Activation between a Prone Bridge and 6-RM Back Squats
プローンとスクワットの筋活動の比較
方法
被験者 = 日常的にトレーニングを実施している男性12名
運動課題
・バックスクワット...6RM(6回挙上できる負荷:通常のトレーニングで実施されることが多い負荷設定)
・プランク(潰れるまで)...体重の20%の重りを腰の位置に載せた(先行研究において体重の20%の重りでプランクを行うことで末梢の疲労によるパフォーマンス低下を防ぎ、体幹部への刺激を増加させることができると報告されているため(←この論文も今後紹介!!!))
データ収集
プランク及びバックスクワット中の筋電図(3筋)
・rectus abdominis = 腹直筋
・external abdominal oblique = 外腹斜筋
・erector spinae = 脊柱起立筋
結果
・腹直筋と外腹斜筋の筋活動はプランクとスクワットで有意差無し
・脊柱起立筋ではスクワットの方がプランクよりも筋活動が高い
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以上の結果が出ました。腹筋の負荷は効果に差がなさそうですね。背中に刺激を与えるためにはスクワットの方が効果がありそうです。
究極的にはどっちもやればいいと思います。運動様式が違うので色々な筋に様々な方向から違う大きさの負荷を与えられる点で。
時間に制約がある場合はプランクをわざわざ実施する必要は無いですかね。
筋力が低い子どもや高齢者のエクササイズとしてはいいかもしれません。
スクワット信者なのでスクワットに傾いてしまってます...笑
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スクワット万能説!
だがしかし、スクワット以外のエクササイズもバランスよく実施しましょう。