苦しいと膝に手を置きたくなりますよね。
心肺機能を高めるトレーニングを実施した直後は特に。
あれって、なんでなんだろうかと気になっていた時期がありました。
ついさっききつい運動をして膝に手を置いていたこときっかけにこの論文思い出しました。心臓つらいなう。
2014年に発表された修士論文ですね。
で、最近(2019年)投稿論文も掲載されていました。
高強度インターバルトレーニングにおける二つの異なる回復姿勢の影響
5年の月日を超えて論文化、著者も同じ人でした。被験者数一緒でプロトコル一緒ですが。結果の有意差が出てないところが出るようになってました?統計変えたんかな?詳しくは見てません。
方法
被験者
20名の女子サッカープレイヤー。ディヴィジョン2なので競技力はまあまあ。
運動強度
90%~95%HRmaxを4分と4セット(きつすぎ、、、w)
被験者は一週間あけて
①膝に手をついた姿勢
②立位で手を頭においた姿勢で
インターバル間の休憩を実施しました。
休憩間の呼気ガス計測を実施しました。
計測項目は
・運動直後と1分後の心拍数の差
・二酸化炭素量
・換気量
でした
結果
全ての項目で膝に手を置いた場合の方が数値が高くなりました。
つまり、膝に手を置いた方が直立手頭よりも
①運動直後と1分後の心拍数の差が大きい=心肺の回復が早い
③換気量が多い=空気をたくさん交換できる
ということが考えられます。
パフォーマンスとの関係は見てないやん!という方もいらっしゃると思いますが、、、今後の研究に期待。