睡眠時間大事だと思う人が多いですよね。しかし、日本では睡眠時間を削って何かを頑張ることが美徳となっています。馬鹿馬鹿しいと思います。
今回紹介する論文は睡眠時間を増やしたら運動のパフォーマンスがどの程度変化するかを示した論文です。
The Effects of Sleep Extension on the Athletic Performance of Collegiate Basketball Players
睡眠時間の延長が大学生バスケットボール選手のアスレティックパフォーマンスに及ぼす影響
方法
被験者はスタンフォード大学に所属するバスケットボール選手11名
2-4週はいつも通り寝てもらいました。
続く5-7週は最低でも10時間寝るようにさせました。
結果
・睡眠時間は110.9 ± 79.7分増加
・スプリントタイムが向上
・シュートの正確性が向上
・その他の項目も変化を見せました(詳しくは論文を参照)
10時間の睡眠って相当長いですよね。日本人は朝早すぎだから朝7時には家を出るでしょう。そうしたら9時には寝ないと...はい、無理。これは日本人の考え方を変えなきゃ無理でしょうね。
今回はバスケの論文ですが、水泳においてもタイムが記録したという報告があります。また、メジャーリーガーのジャスティンバーランダー選手も10時間寝るようにしているらしいです。36歳にして超人的な活躍をしている選手です。
とりあえず、この記事を読んくれたスポーツ選手はたくさん寝ましょう。たくさん睡眠時間をとる工夫をしましょう。
スポーツに限らず、仕事でも睡眠時間を多くとることで作業パフォーマンスの改善が見られている論文もあります。
と昨日深夜2時に寝た私が言っておきますw
どうしても終わらせなきゃいけないことってあるよね。
今日は8時間は寝る!(予定)。研究者も早死に多いし、不健康でぶっ倒れる人多いから長期的にみたらちゃんと寝たほうがいいね。
この本最強におすすめです。読んだらわかります。