先日ツイッターでこのようなツイートを見かけました
ブログ「スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違え【スクワットの科学】」をアップしました。
— 庵野拓将 (あんの たくまさ) (@takumasa39) 2019年9月13日
ハイバー・スクワットで膝をつま先より前に出さないフォームだと「腰を痛めやすい」という近年の研究報告をご紹介しています。https://t.co/I0TOTK56qE
膝を前に出さないことは腰の怪我のリスクを高める、、、という内容でした。
いつも有益な情報を提供してくださって感謝しております...
しかし、この”スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」のは間違え"とまでは言い切れないのではと思いました。
スクワット時に膝を前に出さないようにすると前弯が減少する(List R, 2013)⇨前弯の減少は椎間靭帯の大きな張力を発生させる(Potvin JR, 1991)⇨腰の怪我が発生する
とのことでしたが、トレーニング現場では前弯が減少しないようにフォームを指導され、前弯が減少する場合は重量を下げる、、、のであまり怪我をと思われます
最近はスクワットで大腿四頭筋を鍛えると言うよりも大臀筋等の股関節伸展筋群を鍛える目的で実施される方が特にアスリートでは多いんでないかな〜
だから、ハイバーでケツを引くようにスクワットすると股関節中心からバーまでのモーメントアームが長くなって股関節伸展筋群にかかる負荷が高まる⇨股関節伸展筋群のトレーニングとして有効。このときに前弯が減少しないように意識し、重量を上げすぎないようにすればハイバーでも、膝が前に出なくても、股関節伸展筋群のいいトレーニングになるのではないかな?
ローバースクワットで手首痛める人多いし
だから、膝が前か後ろかどっちがいいのか?という疑問には
ケースバイケースである
という答えが妥当なのではと思いました
ちなみにFry AC (2003)は確かに腰の怪我について述べてある。が、この研究ではスクワット中の下肢関節トルクをフォースプレートとモーションキャプチャから算出してるだけで、腰にかかるあれこれを述べるのはどうかなと思っていたところでした
前に書いたやーつ
色々と考えさせられる記事でした。
この庵野さんの本をずっと買おうと思ってますが、、、金ない、、、研究頑張ろう