例えばスクワットを10回やるとき
出来るだけ早く10回やるのと
すごーくゆっくり10回やるのでは
同じ10回でも息の切れ方や疲労度、筋のパンプ感などが異なると思います。
そこで今回はスクワットの運動速度によるトレーニング効果の違いを報告した論文を紹介します。
この論文では以下のトレーニング群を比較しています
・ストレングススクワット
・スロースクワット
・スピードスクワット
※論文を読むとわかりますが挙上負荷、実施回数、実施した週数が群によって違っています。そのことの影響を考慮した上で結果をみてください
トレーニング前後の測定では以下のことが明らかになりました
・筋肥大がより起こったのはスロースクワット
・ジャンプ高、疾走タイムが向上したのはストレングス及びスピードスクワット
という感じです。
トレーニングプロトコルの設定が微妙な気がするので、運動速度以外の要因もトレーニング効果に影響したのではないかと思いましたが、それでも面白い結果かなと思います。
速いスクワットのほうがジャンプとか疾走スピードに直結しやすいんですかね?
ちなみに個人的には速いスクワットは初心者にはおすすめしません!怪我するから。
怪我をしにくいフォームで、可動域を存分に使うことを心がけたい。