トレーニング
筋力向上のための筋トレの頻度(週に何回やればいいか)に関する研究 レビュー論文です。 方法 (1)トレーニング量 (2)運動選択(多関節運動と単関節運動) (3)上半身と下半身の筋力向上 (4)追い込みトレーニング(筋力の限界まで追い込むトレーニングを含む研…
多関節運動(MJ) 単関節運動(SJ) 多関節運動と単関節運動の組み合わせ(MJ+SJ) 以上の3種類のレジスタンストレーニングプログラムが筋力と肥大に及ぼす影響を比較した研究です。 方法 被験者: 30名(女性) トレーニング:下記のトレーニングをそれぞれ6ヶ…
筋力とパワー、および初速(5mタイム)、加速(10mタイム)、最大速度(30mタイム)の測定値との関係を調査した研究の紹介です。 被験者:プロラグビー選手26名 測定項目 ・スクワット最大筋力(最大3反復[3RM])、 ・パワー(30kgジャンプスクワット、反動付…
高強度インターバルトレーニング(HIIT)が人気のある運動の選択肢として登場しています。 HIITの中でもタバタプロトコルは有名ですね。これらはアスリートを対象に行う場合が多いですが、一般人(特に肥満の人)ではどの程度効果を発揮するのかなと思っていた…
自重の腕立て伏せ(プッシュアップ)で負荷を上げるためには足を台の上に乗せるといいようです。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov この研究では、様々なコンディションの腕立て伏せ(台に足を乗せる条件や台に手を乗せる条件)中の地面反力を計測しています(何で筋…
journals.lww.com 1週間何もしない場合に大腿部の筋萎縮がどの程度起こるかを調査した論文です。 1週間片脚を固定して動かさない場合に、大腿四頭筋では約7%、ハムストリングスは約4%の筋量低下が起こるようです。 詳しくは本文をご参考に。
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 10週間、週2回ベンチプレスをやった場合に筋力(ベンチプレスの1RM)と筋量(筋体積)がどう変化するか調べた論文です。 ①4回挙上できる重量(4RM)②8回挙上できる重量(8RM)③12回挙上できる重量(12RM) 以上の3条件で筋力と筋量を比較…
体が柔らかければ(柔軟体操が得意であれば)、ケガをしない、パフォーマンスが高いといった凝り固まった考えをする人はだいぶ少なくなってきましたね。今回は長座体前屈と長距離選手のパフォーマンス(ランニングの経済性)の関係を明らかにした論文を書き…
長距離ランナーは高重量のウエイトトレーニングを行うことによって、パフォーマンスが向上することは10年以上前から知られています。 日本では未だに敬遠されがちですが... ーーーーーーーーーー Maximal Strength Training Improves Running Economy in Dis…
私がこれまでに教わった筋トレ実施時の反復回数は ・1~5回の反復回数は筋力増強を目的とする ・6~12回までは筋肥大促進 ・13回以上は筋持久力向上 でありました。 1~5回で限界を迎えるような挙上重量のトレーニングは最近の研究においても効果があると報告さ…
スクワットする女性は美しい!!! スクワット信者の私ですが、今回はスクワットの足幅について調べた研究をご紹介します。 // The Effect of Stance Width on the Electromyographical Activi... : The Journal of Strength & Conditioning Research 方法 …
股関節屈曲のトレーニングとして”ももあげ”は小学校の陸上競技の指導などでよくやられていますね。 歩行、走動作などでは股関節伸展により、体を身体に押し出すため、腿上げなんかするよりも”ももさげ”(股関節伸展を強調)させる場合もあるようです。 また…
スポーツ科学専攻の私がこれまでスポーツ科学に関する本で初心者の方におすすめなものを紹介します。 1. 科学的に正しい筋トレ 最強の教科書 論文ベースによくまとまっています。今まで常識と捉えられていたことが覆るかもしれません。 // リンク 2. トレが…
ハムの肉離れを予防するトレーニングとしてノルディックハムストリングが有名です。これが怪我を予防すると言われていますが、そのことを実証した論文をご紹介します。 ーーーーーーーー The preventive effect of the nordic hamstring exercise on hamstri…
数年前に見た論文ですが、ツイッターを見ていたらまた流れてきたのでご紹介します Alcohol Ingestion Impairs Maximal Post-Exercise Rates of Myofibrillar Protein Synthesis following a Single Bout of Concurrent Training ーーーーーーーーーー 方法 8…
男性ならよく話題に上がっていることでしょう。PC筋とBC筋について。 詳しくはこちら PC筋とBC筋を直接鍛えるための具体的なトレーニング方法 | fcaeraeraerのblog 当たり前ですが、その筋は女性にも存在し、その強さが締まりの良さを決定する要因であるので…
プランクとスクワットは家などでお手軽にできるエクササイズとして有名です。特に、プランクは体幹(腹筋や背中)を鍛えるエクササイズとして有名ですが、その効果は正直謎じゃないですか? 今回はスクワットとプランク時の筋活動を比較した論文を紹介します…
練習などで披露すると筋が硬くなって動き辛くなるイメージはありませんか?実は硬くなってはいないのではないか?というデータが示されています。 筋の硬さに関しては過去にも紹介があります。 www.sportscienceresearchjpn.com ーーーーー Reduced Active M…
Baseball Throwing Velocity: A Comparison of Medicine Ball Tr... : The Journal of Strength & Conditioning Research 野球の投球速度:メディシンボールトレーニングvsウェイトトレーニング // 方法 被験者 24名のジュニア野球選手 トレーニング ランダム…
重い重いタイヤやソリにさらに重りをのっけて走るようなトレーニングしたことある人いるよね~。そんなことを実際に検証した論文です。 Changes in sprint performance and sagittal plane kinematics after heavy resisted sprint training in professional…
運動は真の万能薬(Exercise is the real polypill ) これお気に入りの言葉 運動は健康増進のため、病気を治す、改善するためにかなり有効な手段であると思います。(また、しっかり寝ること、しっかり食べることも) 今回は運動が身体に与える影響について…
前回はヒップスラストvsフロントスクワットのトレーニング効果を検証した論文を紹介しました。結果的にヒップスラストは短距離スプリント走能力を向上させ、フロントスクワットは跳躍パフォーマンスを向上させることが示唆されています(青年期の男性におい…
Effects of a Six-Week Hip Thrust vs. Front Squat Resistance Training Program on Performance in Adolescent Males: A Randomized Controlled Trial. - PubMed - NCBI ランダム化比較試験:思春期男性における6週間のフロントスクワットvsヒップスラスト…
何歳になっても体力はアップするはずです。100歳を超えても体力アップしたこと述べた論文を紹介します。 Case Studies in Physiology: Maximal oxygen consumption and performance in a centenarian cyclist. - PubMed - NCBI 生理学のケーススタディ:100…
題名の通りです。それ以上のことはありません。 短期間の寝たきり生活は青年の筋特性にどのような変化を引き起こすか | 産学連携情報提供支援データベース 東京大学が実施した研究。日本語だしわかりやすい。 方法 男性14名(18〜28歳)にベットレストをさせ…
苦しいと膝に手を置きたくなりますよね。 心肺機能を高めるトレーニングを実施した直後は特に。 あれって、なんでなんだろうかと気になっていた時期がありました。 ついさっききつい運動をして膝に手を置いていたこときっかけにこの論文思い出しました。心臓…
野球において股関節の柔軟性は大事だと言われていますが、なぜ大事なのでしょうか?今回はピッチャーに関することですが、その要因の一つを明らかにした論文をご紹介します。 www.ncbi.nlm.nih.gov Passive ranges of motion of the hips and their relation…
武井壮さん、パワーマックス買いましたね!!! 私もたまにやります!吐きそうになりながらw ついに自宅にこいつが。。分かるヤツには分かるヤツや。。見るのも嫌なヤツもいるとは思うがオレは自宅に新車を放り込んでしまった。。雨の日もこれがあれば死ぬ…
Shinobazu ike スポーツにおける左右差はパフォーマンスに影響しているのでしょうか?してないという結果を出した論文が最近出されました。 NEW - @FrontSportsAL "Running Velocity Does Not Influence Lower Limb Mechanical Asymmetry"@paulread1010 @jb_…
激ウマでした 重い重量でトレーニングを実施するのがいいのか、それとも重量を落として回数をこなす方がいいのかを検証した(?)論文です www.ncbi.nlm.nih.gov The effect of training volume and intensity on improvements in muscular strength and siz…